今日の貝殻

海の貝殻へ戻る

日付:平成14年5月3日(金)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:カロウ根、松根
天候:晴れ
気温:21度
水温:18度
中潮


ハツユキダカラ

綺麗なので拾った。
最近ハツユキが結構落ちてる。
殻長:33.6o


マルベッコウバイ
雰囲気がフデガイみたいだが、多分間違いない。
エゾバイ科は種類がものすごくいっぱいある。
殻長:28o


クルマガイ
小ぶりなクルマガイだ。
これを拾う前に大きなやつを拾ったのだが
生きていたので砂に埋めた。
ちょっと残念。
殻幅:23o

 
クチグロキヌタ

左は幼貝、右は成貝。
左は一瞬何だか分からないが、こうやって
比べてみると一目瞭然。
殻長:左25o 右33o

 
ナシジダカラ
なぜかナシジは裏がだめなのが多い。
殻長:左22o 右19o


アシヤガマ

あるようでなかなかない貝。
ほしかった貝のひとつ。
アシヤガイならいっぱい落ちてるのに。
殻長:15.8o


スジボラ
いい貝だ。
小さいのに重量感がある。
できれば3cm以上のものがほしい。
殻長:28o


キムスメダカラ
ダ〜、ハッハッハッハッハッハ・・・・・!
キムスメだ〜。
いいですねぇ、この品のいいシェイプ。
質は良くないがこの程度なら修正できる。
これを拾うと、一週間は幸せだ。
しかし、次のような会話は気をつけよう。
「いやー、キムスメ拾っちゃてさぁ。見てくれは良くないんだけど、やっぱりいいねぇ、キムスメは。
あのボディーラインがたまらないんだよなぁ」
殻長:24.6o


生きてる貝



ベニキヌヅツミ
アカヤギに着生していた。
水中で見ると、赤は紫色に見える。
水中で見た人が名前をつたら、ムラサキキヌヅツミになるところだ。


ボウシュウボラ

ボウシュウボラだと思うのだが、何かを出しているようだ。
形は白いジャイアントコーンのようであった。
産卵しているのではないだろうか。



ウグイスガイ?

ヤギに着生していた。
この手の貝は、フクラスズメガイだのツバメガイだの
皆同じような形をしている。
あまり綺麗な貝ではない。



???
何だろうかコレ。
ムカシタモトのお仲間だろうか。
古びれて写ってるが、ちゃんと生きてた。


イワカワハゴロモ?

何だろうか。
ハボウキガイやズベ(タイラギ)にも似ている。
ズベ(タイラギ)だったらおいしいのに。


サザエとツキヒガイ
サザエはつぼ焼き。
それも海藻を食べて育ったものを荒めにきざんで醤油と出し汁で煮込み
三つ葉などをきざんでのせたやつが実にうまい。
ツキヒガイは刺身でもいいが、バター焼きにしてサッと醤油をかけた物。
特にヒモがうまい。
どちらも酒の肴にグーである。


ウミウサギガイ科のトラフケボリ。
ヤギに着生しているが、時折群れをなす。
外套膜がこれほど個性的なものは珍しい。


 


アカヤギに着生しているトラフケボリ。
通ったあとが白くなっている。
アカヤギの赤い部分を食べているのだろうか。

 
このトラフケボリは砂地に生えているアカヤギの下で拾った。
そのアカヤギには多くの固体が群れていてた。
前々から狙っていたヤギで、やっと死んでくれた奴があった。(不謹慎)
このヤギにはシロオビキヌヅツミも付いていたのだが、落ちてはいなかった。
このトラフケボリ、殻が赤っぽいのはアカヤギについていたからであろう。
他の色のヤギに付いているものも拾ってみたい。
次はあそこのあいつらが死ぬのを待つとしよう。ヒッヒッヒ・・・。(まったく不謹慎)
殻長:左13.8o 右11.7o


HPのアップが遅くなってしまったが、結構いっぱい紹介できて良かった。
来週も頑張りたい。



各説明書きの後に、殻長、殻高、殻幅などと大きさが書いてありますが、
これは一番長いところを計った物です。

もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの拾っちゃうよ〜。