今日の貝殻

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日付:平成14年7月13日(土)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:カロウ根、松根
天候:雨のち晴れのち雨
気温:30度
水温:21度
中潮

 
アジロダカラ

左は幼貝でぺらっぺら。でも大きい。
右は成貝だけど、ピーナッツみたいに細長くて小さい。
左殻長:17.1o 右殻長:15o

 
左セロガタケボリ 右テンロクケボリ
テンロクはほんとにかわいい。
自分の物は噛み潰したりしない。
左殻長:15.6o 右殻長:14o
(2003/11/6修正)


エビスガイ
綺麗なやつは暫くぶり。
あまり珍しくない。
殻幅:14.4o


クロオトメフデ?
定かではない。
あるようでない貝。
殻長:19.5o


クロシオダカラ
やったー、クロシオだ。
去年の7月20日にも拾っている。
これで2個目。
いや〜、今日はいい日ですなぁ。
これでしばらく幸せだ。
殻高:12o


ミスガイ
欠けが少ないので拾ってみた。
生きているほうがずっと綺麗な貝。
殻長:29o


ウミナシジ
なんだろう。
ハツユキにも見えるし、ナシジにも見える。
ウミナシジにも見えるけど、小さい。
もしかして・・・。
誰か教えてください。
(掲示板で、百舌鳥さんに教えてもらいました)
殻高:19o


ナシジダカラ
これは、完璧にナシジだ。
しかし、上のやつが気になる。
なんだろう。
殻高:19.4o


コヅツガイ
右写真の筒は棲管で、直径は12oくらいで比較的大きい。
欠けてしまっているので全体像が分からない。
高さはこの写真の物で73oくらい。
周りには砂がついているが、
貝自身がカモフラージュのためにつけているようだ。
ダイビングサービスの社長から貰った。
(名前は、掲示板で百舌鳥さんに教えてもらいました)
写真左 殻長:35o


生きてる貝



ハルシャガイ
市松模様がないが、ハルシャガイだと思う。
坂田のハルシャガイはとても汚いが
生きてるやつは、比較的綺麗だ。



ホシキヌタ

岩の裏側で時々見かける。
外套膜で覆われたやつは見たことがないが
こいつは外套膜を出さないのだろうか。
それとも、私が見逃しているのだろうか。
水深20メートル位のところで撮影。


おまけ

  
ヒメイトマキエイ

驚いた。
5月26日にマンボウの写真を載せたが、今度はマンタである。
定置網にかかっていたのだが、翼長1m50cm以上ありそうだった。
マンタが時折定置網にかかるという話は聞いていて、死骸は何度か見ているのだが
生きてるやつは、ここでははじめてみた。
石垣島、宮古島、久米島、パラオなどで多くのマンタと出合ったが、
こいつは若干型が違うようにも思う。
しかし、世界中海は繋がっているんだなぁ、とつくづく思う。
(写真はデジカメ動画からのキャプチャリング)




台風一過で期待して行った海だったが、思った以上の収穫に満足している。
あちらこちらの岩がひっくり返っていて、貝がゴロゴロしていた。
残り少ないエアーをおして定置網に行ったのだが
行ってよかった。
こんなところでマンタに出会えるとは夢にも思わなかった。
魚の写真などはめったに撮らない私だが、先日のマンボウといい
マンタといい、そういう時に限ってカメラを持って潜っている。
ビギナーズラックとは恐ろしい物だ。



各説明書きの後に、殻長、殻高、殻幅などと大きさが書いてありますが、
これは一番長いところを計った物です。

もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの、拾っちゃうよ〜。