風がなく凛とした寒い大気とたっぷりの陽光の中の潜水、海中も黒潮が離れて16〜17度台。
今回は新たな発見がありました、興味のある方はN社長にお聞きしてください。



富士山と南アルプス

館山から東京湾、三浦半島、相模湾の向こうに富士山。その右肩に白く見えるのは南アルプス。



コイボウミウシ

向かって左触角が白くなっているウミウシ界の「片目のジャック」。



ハリセンボン

笑っているの?



オオガラスハゼ

東京湾口でも冬は青い海です、冷たいけれど。



シマウミスズメ幼魚

1円玉サイズの幼魚でもツノが出ている鬼面顔で結構怖い。



ミナミハコフグ幼魚

黒点は小さいけれどこの大きさで黄色が強いのでミナミハコフグとしました。



キリンミノ幼魚

南方系の魚の生き残り。



マトウダイ

変わって訪れた冬の魚。警戒心が強く寄らせてくれませんでした。警戒心の印の「的」がでていない写真をいつか撮りたいです。




謎の漁礁

坂田には近年新たに漁礁が3つ設置され、そのうち2つはすでに新漁礁、新々漁礁と名前をつけてダイビングポイントとしても活用していますが3つめの漁礁だけは沈めるのも見ていながら場所がわからずN社長はじめガイドさん達も探索をしていました。

今回、見当をつけた場所があってN社長、Markさんと潜ってみようということに。
しばらく探して特定ができたのでまずN社長がロープを持って潜水、しばし待つとブイが浮いたので、「あ〜あったんだ、よかった」と思ったら続いて社長が浮いて『新しい漁礁はここじゃない、だけどここにも知らない漁礁がある!ちょっと潜ってみなさい』と。

慌ててMarkさんに続いて潜ってみるとそこにあったのは県の沈めたコンクリート製ではなく鉄製の枠組みでできた古い漁礁でした。
巨人の表彰台のようなものもあって大きい構造なのに壊れもせずまるでSFやアニメにでてくる異星人の宇宙船のような違和感を感じました。

社長も知らない漁礁ということですので他のガイドさんも知らないと思いますがいつ誰が沈めたのかまったく謎です。
坂田にはいつも驚ろかされるのですが今回は5本の指に入るくらいのインパクトです。

この漁礁の由来はわかるのでしょうか?また見つからなかった「第3新漁礁」はいったいどこにあるのでしょう??
坂田にはまだいろいろ謎が隠されているようです。

これでお終いです。ありがとうございました。

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