2012年冬の坂田は週末ごとに時化でクローズが続いてしまい、越冬ダイバーの面々はお店に行ってもN家の家庭の事情なんかをさらによく見たり聞いたりしてここはダイビングショップじゃないんだと思った二か月でした。
そんな中、ダイビング仲間のMarkさんが遠い異国で1,000本潜水を達成しました。おめでとうございます。週末ファンダイバーで1,000本はなかなか大変な数字だと思いますので潜水ログとは離れますがここに留めておきたいと思います。またダイビングという遊びに費やせる時間は数千本が上限ですので1本1本が大事だと思い返したのでした。
ということで雨ではあるが風は南、館山は気温15度台の予報を信じ、この1本が大事なんだと出かけたものの見事に予報ははずれて頭から波がかぶる大波の中、久しぶりにあつじとバディを組んでの潜水となってしまいました。海は海で司さんから定置にヤリでなくスルメイカが入ったというのでそれは珍しいし、Markさんが見つけたクマケロも2日前まではいたというのでエントリーしたのですが静か過ぎる景色が広がり魚もいないすっからかんでした。冬の定番ブダイもいない、、しとこく追ってくるミノカサゴは鰭をたたんで着底し、ウツボまで飢えて力なく垂れていました。時間が経っても波は大きいままでまだ残っていたアマミスズメダイをあつじにちょっと見てもらって早めにエキジットして終了してしまいました。



イボイソバナガニ 

ガラスハゼと同じムチカラマツにいました。坂田で背景が青くできるのも今の寒いうちです。



ガラスハゼ

口吻と眼の大きさからガラスハゼなんでしょうね。指で触っても逃げなかったの産卵中?かと思いましたがその様子もなく寒さのせいかも。

これでお終いです。ありがとうございました。

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