浮世の義理を欠いてお彼岸の休日に潜水することにしました。
ということでイ〜ロ〜ブダイ、フタスジリュウキュウ〜、セナキルリ〜ルリスズメ、と朝から呪文のように念じて坂田へ。幸いにも船の関係で朝8:00に伝馬で出船です。とくれば人数も限られて、場所も判っているしひょっとすると以前のようにシイラにも出会えたりするかもと妄想は限りなく膨らませて水青く暖かい海にEN。
MSアッガイのごとく隠密裏に素早く移動し(笑)、タイヤ近くのエンタクミドリイシに到着。確認しましたがフタスジはいません。
がっかりして他のスズメダイ幼魚でもとタイヤを回りますがこちらもいません。肩を落としてとぼとぼ松根の東へ。少〜しだけ盛り上がったものの終了。BOOさんは松根でバラハタの幼魚というきれいなハタを見たそうです。

それでも休憩中にN社長からイロブダイは一昨日までいたと聞き「まだ次のカロウ根がある」と意気軒昂だったおのじです。
新漁礁からEN。いつものコースで探り、セナキルリスズメダイは見つからなかったもののぐるっと回って根の南側へ。ゆっくり探索し、反対側から発見者のBOOさんも。

「いない」、「いません」サインを交わします。キビレスズメダイもいなくなり気のせいか南国風だった海がいつもの坂田の感じに戻っているような。
ソメワケヤッコやアオスジテンジクダイ、キンチャクダイにタカサゴスズメダイ、多数のコガネキュウセンはいたものの終わってみればお目当ての魚はすべて見られず3連敗とうまくいかないものです。くそー来週も頑張るのだ。



ヒトエガイの産卵

エキジット間近に見つけました。産卵シーンは初めてです。



カエルアンコウ

フタスジリュウキュウスズメダイのいたというサンゴの近くで。「君が食べちゃったの??」
ヒトエガイやカエルアンコウを載せるところが坂田の海らしいでしょうと、余裕があるように強がり。



オオモンハタ幼魚

タイヤ漁礁から戻る途中ちょっと見メバルに似た幼魚が岩穴に出入りしていました。図鑑で見てオオモンハタの幼魚と判明。



リュウキュウヒメジ幼魚

こちらも松根とタイヤ漁礁の間で発見。なんとなく見たことないヒメジだったのでパチリ。初見のリュウキュウヒメジの幼魚でした。

これでお終いです。ありがとうございました。

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