冬を迎えるというのに館山では鶯が地鳴きでなくホーホケキョと縄張りを主張していました。
シークロップではN社長が先日のホウセキカサゴに夢中で連日捜索しても見つからなかったため、「見つけたら1ダイビング代無料」とまでHPに出して「ホウセキカサゴ」を連呼していました。
なのでさぞかしカサゴハンターのお客さんもいるかと思いきや長閑でガイド2名にゲスト2名というお気楽出発です。
新漁礁からENして早々にレンテンヤッコを見つけましたが臆病そうなので私は勝手に名づけた「ヒマワリの岩陰」へ。ここは南北に岩が立っていて潮が当たるのでハナダイ、スズメダイが集まってきます。ここではウツボの仲間を確認。
斜めに根に向かってぐるぐる回った後、前回いた近くでホウセキカサゴを見つけました、やったね。
2本目は松根へ、透視度が落ち新々漁礁は諦めてアワビカゴへ、ほんのちょっと復活したトサカにムレハタタテダイ。
松根ではクログチニザにフウライチョウチョウウオ。とても珍しいトノサマダイもまだ頑張っていました。
松根に出たのはボロカサゴなので「あのカサゴが、最後の一匹とは思えない」と松根でも探したのですがそうはうまくいきませんでしたが1本ダイビング無料でラッキーな1日です。ありがとうございました。
N社長はハイテンションでプロカメラマンのN氏、T氏に電話を掛けまくって撮りにきたらと促していましたがどうなるんでしょう。



キイロウミウシ

何故か興味を失ったウミウシですが、眼についたらやはり撮っちゃう。



オオモンカエルアンコウ

死滅回遊魚に押されっぱなしのせいかカロウ根で不貞腐れた格好でいました。ところでオオモンも死滅回遊魚?



クロユリハゼ

随分大きくなった個体がいくつも見られますが近づけずこんなのしか撮れません。



サザナミヤッコ幼魚

カロウ根の子は相変わらず亀裂の奥にいてこちらも撮れません。



ソメワケヤッコ

カロウ根、小カロウ根にそれぞれ。贅沢です。



アカハチハゼ

ソメワケヤッコと一緒というちょっと前にはありえない光景です。



ウツボの仲間

もうちょっと顔を出してくれないとどちらのウツボさんかわかりません。



ホウセキカサゴ

運良くでもあり、狙ってでもありで再会できたホウセキカサゴ。

これでお終いです。ありがとうございました。

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