年月日  2014年11月8日(土)  
ポイント名  カロウ根  松根 
天気  曇り 曇り
 風向き
 風力 2 
波  1m  1m
気温  16℃ 
最深水温  21℃  22℃ 
透視度  12m  10m  
透明度 10m  10m 
潮  出し潮  出し潮 

づけば、東京は樹々がすっかり色づいて秋深しですが館山の紅葉はもう少し後ですね。
天気が悪いせいもあってか坂田の海岸も人気がなくなりました。そんなことに合わせなくていいのにお店もガランとして、いよいよ冬が始まってしまいました。
いつものメンバー、いつもの通りに海に出てみるとなんと青いではありませんか。エントリーすると白っぽくはありますがいままでと比べると格段に水がきれいです。去年の同時期は水温が16~17℃だったのに今年は21℃。これで太陽が出ていればいうことなしですが欲張っても仕方がないのでカロウ根へ。

2本目は松根へ。少し透視度は落ち、松根の復活もまだですが新々漁礁で念願の魚に出会えてうれしくて随分時間を費やしました。



サギ

サギの仲間もいろいろいるので何サギかまでは......。珍しく港にいました。鳥は「鳥目」なので夜間活動できるのはフクロウだけとずっと思っていたのですが夜に大きな声で鳴いて飛ぶサギを見て間違いに気づき、サギの別名は「夜烏」と知ってさらにへぇ~です。



コブダイイラ

コブダイとイラが数匹一緒にいて、ちょっと珍しいかも?



ウツボの仲間

Theウツボではない未記載種かと。以前Theウツボと間違えたものですから。



ムナテンベラ

ムナテンベラは死滅回遊魚と思っていたのですがここ数年は越冬して大きくなるヤツもでてきました。カロウ根にいたこの子はとりわけ大きかったです。低水温に慣れて成長したのかしら?



コガネスズメダイ

小カロウ根にいる子は小さいのにもう成熟した様相です。発色も良く、坂田ぽくないので最近のお気に入りです。



キビレスズメダイ(仮称)

こちらも1匹でスズメダイに混じってパクパク就餌していました。がんばれ~。



タカサゴスズメダイ幼魚

こうしてみるとスズメダイと違いがよくわかるかも?今頃こんな子も出て来ました。



ウメイロモドキ幼魚

カメラの設定(のせいにして)で色が出ておらず残念。新々漁礁に3匹いました。そういえばウメイロモドキは去年もこの時期に出ていましたが何分、当時は出物が多くてカットされちゃいました。実物はとても綺麗な色をしています。



アカオビハナダイ

アカオビハナダイはお隣りの波左間さんで見せてもらったのですが坂田で確実にアカオビと言えるのを見たのは初めてです。漁礁で見つけて撮った最初の1枚はもっと赤帯が出ていたのにピンボケでボツです。松根からはちょっと遠い新々漁礁の北東の角にいましたが-12mと浅いのでいくらでも粘れます。眼をこらしても見えない何かを食べていましたが、色気より食い気優先なので体色は地味目です。
次はケラマ、アカオビ、キンギョハナダイが絡む画が撮れたらと目標を立ててみました。

これでお終いです。ありがとうございました。

「焔水」に戻る   「海の生物メモ」先頭へ戻る