年月日 | 2015年5月2日(土) ~5月9日(土) | |
ポイント名 | カロウ根 | 松根 |
天気 | 晴れ | 晴れ |
風向き | 南 | 南 |
風力 | 1 | 1 |
波 | 0.5m | 0.5m |
気温 | 23℃ | |
最深水温 | 15℃ ~17℃ | |
透視度 | 7m | 12~7m |
透明度 | 7m | 7m |
潮 | 出し潮 | 出し潮 |
2015年の黄金週間です。坂田で潜ったり潜らなかったりだったので飛び飛びのLOGです。ビーチクリーンにも加わりたかったのですが当日は用事があって不参加でした。話は飛びますが安房高近くで夜、フクロウの仲間が鳴いていました。いいなあ。
休みの合間には勝浦の海の博物館でクラゲ展を見て、忙しいO野先生を呼び出して「タテヤマチュウコシオリエビ」についてくだらない質問をしてしまいました。ご迷惑をおかけしました、ありがとうございました。
海況は風はずっと安定していて凪ぎが続き、天気にも恵まれましたし、透視度もまあ良かった日も、悪い日もありと。水温も最初は八丈より高かったのですが最終日は15℃に低下してしまいました。
過去のLOGを見るとムラサキウミコチョウやら、キツネベラ、ウルマカサゴなんてのもいたのですが今年はそれほどの出物はなかったもののイトヒキベラが産卵に向けて婚活?していたり、ナガサキスズメダイの復活やソラスズメやハナハゼが増え、日を追って生物の種類も増えるのが判ったりと楽しいホームゲレンデでした。
ご一緒した方、マナティーズの皆様、毎回の変なリクエストに飽きずについてきてくれたガイドのさやに感謝申し上げます。夏に向けてこれからもよろしくお願いいたします。
【5月2日(土)】
トウヨウコシオリエビ
上に書いたようにコシオリエビに興味を持ってしまい、すきあらば探していました。トウヨウコシオリエビは普通に見られます。
オドリカクレエビ・ハクセンアカホシカクレエビ
カロウ根の土俵のスナイソに一緒にいました。坂田ではハクセンアカホシカクレエビはほぼ1年を通して見られるのでO野先生にお聞きしたところハクセンアカホシカクレエビは日本固有で日本で繁殖しているのでは、一方、オドリカクレエビは南方系なのカクレエビなので流れてきたのでは、とのお話でした。
クマノミ幼魚
こちらも数か所で見られるようになりました。レグルスダイビングの加藤さんからは八丈島でのクマノミの産卵は6月からなので5月に坂田で見られるクマノミは越年個体でしょうとこちらも教えていただきました。ありがとうございます。
【5月6日(水)】
ロクハンが破れてしまい、潜る予定日がちょっと違ってしまいました。『シークロップがまだわかっていない』おのじです。
オーストンフクロウニ
死にかけのオーストンフクロウニが松根で日を違えて2個体いました。エビもカニもついていませんでしたが天寿を全う?なのですからそうですね。
コシオリエビの仲間
安直にネットでコシオリエビを調べていくと研究・分類が進んでいないことから皆さん同定に苦労されていて頭が下がります。コシオリエビの多くは岩の隙間にいてはさみ脚と眼しか見られないのでダイバー的にははさみ脚の形や色、斑紋で区別がつけばいいのですがそうはいかないというので困ったものです。
そんな中、松根の北のスナイソの周りで見つけたコイツは違う種類かと。ハサミ脚が小さくてなんとなく攻殻機動隊の「タチコマ」に似ていなくもありません。探せばきっと他所でも見られているコシオリエビでしょうがよくわからずにいます。
コケギンポ
松根のロープの付け根にいます。探しているチシオコケギンポかと思いましたがTheコケギンポですね。でも坂田で赤いコケギンポは初めて見た~♪
アカイソハゼ
赤つながりという訳ではありませんが、春はアカイソハゼが良く見られるようになります。まだ鰭全開の雄を見たことがないのでいつかは見たいなあ。
ホシササノハベラ幼魚
ササノハベラの幼魚がいっぱいいてきれいだなあと思い撮ったのですがこの子は果たして「ホシササノハベラ」なのか「アカササノハベラ」なのかで悩んでいます。「えひめ愛南お魚図鑑」からホシササノハベラじゃなかろうかとしたのですが幼魚でも身体にホシ☆が出るようですがこの子は微妙です。それでもってアカササノハベラの幼魚が目に入ってこない(←多分気づいていないだけ)のが輪をかけています。あ~誰か教えて下さい~、また潜るネタが増えてしまいます。
【5月7日(木)】
この日は1本だけで終了。何年か振りでS子さんにお会いできました♪
アケウス
さやに教えてもらったアケウス。カイメンでなく海藻をくっつけてトゲトゲしていて恰好よかったのでもう少しアングルとか考えればよかった。
クマノミ幼魚
前のとは別の子。暖かくなったせいか元気があってよく顔を出してくれました。
メイチダイ幼魚
過去のLOGを引っ張ってみたらGWにメイチダイとありましたが記憶になくて今回もへぇ~と思って撮りました。まったく学習していませんのでこうしてUPしておけば何年かしてまた撮っての繰り返しができます。ハマフエフキやコロダイも出てきました。
フサカサゴの仲間
熱中している「アカマダラフサカサゴ」かと思い、撮ってはみたが決め手に欠けます。新種に弱いのはしょうがないとしてまたすぐ飽きちゃうと思います。駄目だなあ。
【5月9日(土)】
さかなクントイレットペーパー
N社長からプレゼントです。何か意味があるのでしょうか?ちょっと使うのがためらうなあ。
トウヨウコシオリエビ
トウヨウコシオリエビとしましたがいいのかしら??撮れなかったヤツのもいるのでコシオリエビは探すといろいろいます(それでも人気薄でしょうけれど)。
カイカムリの仲間
大きさが1cmもなくて最初は貝?次にウミウシ?さらにはイカではないか??とまでいきましたが、カニらしいと判明、拡大したら背負っているのが半身だけなのね。小さくて種類までは判りません。
ウスメバル幼魚
松根の南側にアカメバルと混じっていました。このほか土俵でアカヤガラも。こちらは近くにいたのに最初はぼんやりしていてなんだアオヤガラかあとスルーしかけて気づいたのですが後の祭りでした。口惜しいから「ウスメバルだってちょっとだけだけど珍しいんだとブツブツつぶやいて。
アカメバル幼魚
アカメバルだと決めつけているのでクロじゃないのとか言わないで。カロウ根に3匹でいたこの子を最初は「アサヒハナゴイ」とであってほしいと間違えました。
これでお終いです。ありがとうございました。