年月日  2015年7月18日(土)  
ポイント名  カロウ根  松根 
天気  晴れ 晴れ
 風向き 南西 南西
 風力 2 2
波  0.5m 0.5m
気温  30℃ 
最深水温  21℃  21℃ 
透視度  7m  7m  
透明度 7m  7m 
潮  出し潮 出し潮

海の日の連休の始まりですがお店は例によってガラガラで、西川名がクローズで来られたという方とマナティーズさんのオランダからこられたカップルという異色?なゲストです。
特にオランダから来られたお二人は水温5~12℃という過酷な環境で潜っていて2週間ほどの予定で遊びで来日された途中で何故か坂田に。レンタカーで現地に来られGとさんと普通に英語で会話し、潜った後の感想は魚がこんなに多いのは初めてだと喜ばれていました。これで伊豆や沖縄に行ったらどうなっちゃうんでしょう。
ともあれ遠い所から来られる人とはとお互いにいろいろな事柄に興味が湧いて尽きませんでした。二人の質問にさやが身振り手振りで答えて、それが伝わった時のうれしさや共感は昔も今も変わらないし、現代でもそう思うのですから歴史を遡ってあちこちを旅した古の商人やシルクロードの隊商、大航海時代の船乗りが行く先々で土地の住民と接したとき、お互いの食べ物や暮らしぶり、伝わる物語をそれこそ一言一句聞きもらさず語り合い、「へぇ~そんな事があったんだあ(Sense of wonder)」という感覚だったのでしょう。
一方、海の様子はノロノロ台風11号の影響で海はやっとうねりもとれましたが海底はところどころ砂が飛んで岩盤がむき出しになっていたりか影響がありました。そして松根のナガハナダイもいなくなってしまいました。マツカサウオとかは残っていたのに残念です。もう一度見たかったのになあ。



ミアミラウミウシ

オランダからのゲストはウミウシ好きということで探したのですが2本目の松根は不作で最後にやっと交接体勢(まだコトには至っていません)のミアミラウミウシを見せてあげられました。何故かカメラの調子が悪く緑色に。



ウツボ若魚

欧米の方はウツボが大好きです。予めいっぱいいると話してはいましたが実際に見ると大興奮だったそうでお二人もお約束どうりでした。欧米のダイバーさんについてもう一つ言わせてもらうと経験本数が少なくてもきちんと対応できる方が多いように感じます。
きちんとエントリーするし、船上でも他の人の手伝いも進んでしてくれます。これに対し、経験本数の少ない日本人のダイバーはガイドにお任せで講習を受けてきたのに自立していないなあという気が。
ところでウツボ君はまだ30cm位の若魚です。指を近づけると興味半分・恐怖半分で固まっていました。



サンカクウミウシ

1本目のカロウ根ではこの他ムラサキウミコチョウもいました。Gとさんにはダイダイウミウシと言ってしまいましたが坂田ではお初のサンカクウミウシです。



アカイソハゼ

いつもみるアカイソハゼは精々2cm位ですがコイツは4cm位はありそうで、他のアカイソハゼが回りをウロウロしていてパッと見、初物かと。上がって調べたらフツーのアカイソハゼでした。なんか歯が生えていて怖い。

これでお終いです。ありがとうございました。

「焔水」に戻る   「海の生物メモ」先頭へ戻る