年月日 | 2015年9月5日(土) | |
ポイント名 | カロウ根 | カロウ根 |
天気 | 晴れ | 晴れ |
風向き | 西北西 | 東南東 |
風力 | 1 | 1 |
波 | 0.5m | 0.5m |
気温 | 28℃ | |
最深水温 | 25℃ | 24℃ |
透視度 | 7m | 7m |
透明度 | 7m | 7m |
潮 | 出し潮 | 出し潮 |
ベストシーズンの秋を迎えると、LOGを見返して、「去年はどうだった」に始まり「カロウ根で何を見た、松根には新規物が出た」を確認して、坂田に向かうのですが、2015年は死滅回遊魚の当たり年でもあって一層、LOGを丹念に読んでいます。
今年は磯採集の方のBLOGも拝見するようにしているのですが、一つ感じることがあって『磯採集の当たり年はダイビングの死滅回遊魚の量と比例しない』ようです。
単純に「磯で多い年は沖でも幼魚は多いだろう」と思っていたのですがそうはいかないようで同じく当たり年の2013年は磯は不作で「2013年は良くなかった」で締めくくられているのです。で、今年はどうかというと『ニザダイが多い、ニザダイが多い年はチョウチョウウオも多い』と書かれています。もちろん、お一人の感想なので全般に当てはめられるかはわからないのですが。
そして結論を急ぎすぎているのは承知の上で書くと「磯で見られる幼魚の数・量が多くても沖に出ていくにはもう一つ何か条件が必要」なのかも知れません。ということで磯採集なんてちっとも参考にならないじゃないかとも思うのではなくまた一つ課題なのかなあと思いながらカロウ根に潜って来ました。
生憎、10日間ほどもいたカメは出会えませんでしたが2013年を上回る早さで死滅回遊魚が出ているのでとても楽しみです。そしてそろそろ松根にも思いもしない生物が流れてくると思うので次回は松根にも行きたいです。
アジアコショウダイ幼魚
また大きくなりました。近くにウツボがいようが気にせずクネクネです。キムスメロ-ドにも出たようです。
カノコベラ幼魚
「生物メモ」にカノコベラはまだ入っていなかったのでちょっとうれしい。ところでカノコベラでいいのか??
コガネキュウセン幼魚
前も書きましたが坂田ではコガネキュウセンの出具合で当たり年かどうか判断できるのかも知れません。もっと小さいのもいて萌えるなあ。
フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚
お隣の西川名さんでもフタスジ君が出たようです。こちらも一回り、大きくなっていました。
ソウシハギ
幼魚の大きさで探索していると見逃しそうな大きさのソウシハギ。さやに宿題で出した「Bというこわ~い魚」を撮っていて偶然、眼に入りました。
カマスの仲間の稚魚(左)と何かの稚魚(右)
稚魚といっても数Cm位の大きさです。オニカマスではないのでアカカマスかヤマトカマスに落ち着くのかしら。右は同じ群れにいた稚魚でこちらはネンブツダイかも。「電灯罠」でなくカロウ根に群れていました。
カシワハナダイ幼魚
最初は「アカオビ~♪」と思ったのですがカシワハナダイでした。光が当たらないと色が出ないのですがなかなか寄らせてくれません、この時はタイミングよくすぐ近くをイナダが巻いてくれてハナダイがビビってトサカの蔭に隠れようと降りてきたところで撮れたラッキーな一枚です。
ゴマチョウチョウウオ
そのすぐ脇でチラチラしていたのがゴマチョウでした。帰り路で窒素がいっぱいでカシワかゴマかで悩み所。その先には撮れなかったけれどソメワケヤッコも。小カロウ根の北側という地味な所でした。
ハタタテハゼ
2013年以来です。「出るかな~、出たらいいなあ」と思って探していたらさやがしっかり見つけてくれました。南方に行けば珍しくもなんともないけれど坂田では超~貴重なハタタテハゼです。粘ったつもりでしたがピントが合っていません。引っ込まないとてもいい子なので次回まで食べられたりしないでね。
これでお終いです。ありがとうございました。