年月日  2015年12月12日(土)  
ポイント名  松根  カロウ根 
天気  晴れ 晴れ
 風向き 北北東 東北東
 風力 2 2
波  1m 1m
気温  15℃ 
最深水温  20.7℃  20.4℃ 
透視度  15m  10m  
透明度 上5m
下15m 
10m 
潮  出し潮あり なし

潜るだけがストレスの解消なのですが年を取るとあちこちガタが来てしまい随分、間があいてしまいました。大当たりの2015年で12月になっても黒潮が接近し、水温が高い(当日は20℃としたいのですがダイコンは20.7℃と21℃に近かかった)のに残念です。
復帰後なのでさやにガイドしてもらい松根へ。前日の雨で上層は濁っていましたが、下は青く暖かい水が待っていました。久しぶりの松根は海藻がさっぱりなくなってつんつるりん。次にはまた海藻かソフトコーラルが勢力範囲を増やそうとしのぎを削るのでしょうか。見られる魚もタテキンやテングハギモドキも残っていますが段々変わってきていてインドヒメジやフウライにトゲチョウチョウウオ、ミスジキュウセンなんかがいました。
こわごわ潜った1本目が終わり、特に問題も起きなかったので2本目は風も東に変わり波も収まったのでカロウ根へ。みんながウミウシカクレエビを撮っている間、「ベラの街」を再訪。今度はイトヒキベラとクロヘリイトヒキベラの違いがほぼ判りました、判ったかも、きっと判っただろう。みんなイトヒキベラだよなぁとあれほど悩んでいたのに、一度「眼」ができるとあっけないものです、来年はもっと小さいステージで見分けられるといいのだけど。
カロウ根では坂田では珍しいテングダイも見られて終了、まだ生物がいっぱいいますね~。身体が大丈夫だった安心感といつものメンバーさんと潜れて楽しい1日を過ごせました。



アシボソベニサンゴガニ

分、前にガイドさんが見つけたカニですがとうとう教わらないままで終わってしまいました。今回さやに見せてもらいましたがきれいなカニですね。見つけたガイドさんにお礼申し上げます。



ヨメヒメジ

水が青いとフツーにいる魚も綺麗に見えます。2匹並んでいるところが撮れればもっといい絵だったのですが、逃げられてしまいました。



タテジマキンチャクダイ幼魚

左はメバル岩、右は松根。まだ頑張ってくれていますね。



セミホウボウ幼魚

松根の土俵近くにいました、結構人気があるんですね。近くにはホシテンスも。浅いところでお手軽です。



アカオビハナダイ幼魚

前回、小カロウ根の岩陰でみつけた謎のハナダイ(笑)、結局アカオビ君でした。サクラダイもそうですがハナダイ達は逆さで泳いで平気なんですがどういう仕組みなんでしょう?帰宅して画像を広げたら近くにベニハゼもいました。
こちらは2枚目には隠れていたのでハナダイより難易度高そうで次回、挑戦が楽しみです。



コガシラベラ雌相

コガシラベラは秋風とともに現れる死滅回遊ベラの仲間ですが、八丈島だと群れ産卵とか見応えがあるのですが、なにしろ坂田でも幼魚はいっぱい出てくるし、地味仔なので眼に留めてもらえないまま成長せずに消えていきます。ところが今年は大きくなって雌相まで育ちました。生物の生命力ってすごいなぁと。



ナメラヤッコ幼魚

臆病なヤッコ類ですがこの子は出まくりでヒレ全開も撮らせてくれたのでいずれ生物メモの方で差し替えです。



クマドリカエルアンコウ幼魚

2日ほど行方不明だったクマドリですが目印のウエイトの横にいました。なんとダイバー思いなのでしょう。私の眼では見えませんでしたがエスカも振っていたとのこと。

これでお終いです。ありがとうございました。

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