年月日  201年4月16日(土)  
ポイント名  カロウ根  松根 
天気  晴れ 晴れ
 風向き 南東 南南西
 風力 1
波  0.5m 0.5m
気温  20℃ 
最深水温  16℃  17℃ 
透視度  20m  20m  
透明度 15m  15m 
潮  なし 上げ潮

今回の熊本を中心とする大地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。熊本にいる知人は無事だと良いのですが。今更ですが日本は常に地震への備えが必要な土地なんだと改めて思い知らされました。
東日本大震災から5年、当時抱いた気持ちもいつのまにか空疎にしていました、もう一度防災について考えたいと思います。
 
 さて先日、桜も終わりの頃、私にダイビングを教えてくれた方に久しぶりにしかもたまたまお会いしてとても懐かしかったです。しかもつまらん(と他で言われた)LOGもみていただいているようで感謝に堪えません。また坂田で会いましょう。
 その坂田ですがTVに出たけれどお客がいっぱいということはないだろうとほぼ確信に近く、でも一抹の希望を抱いていつもどおりの時間に行くと駐車場に知らない車があるではありませんか。さてはビジターさんかと思ったらスクール生さんの車で拍子抜け、お客は私だけの凪ぎの土曜日でした。

 TVに出ようが凪ぎだろうがお客は来ませんがTV絡みでN社長に出来事がありました。残念ながら書けないのですが、お金はないけれどいろいろな事が起こるのはこのお店とN社長ならではであって単なる一ゲストですが自慢したくなるのでした。でも書けないのがもどかしい
 ~経過省略~。

 
1本目はカロウ根へ。濁っているかと思ったら下の方はとてもきれいな青い海でこの時期に破格な透視度で20mはいけています。越冬クダゴンベを見てちょっと深場へ行き、「幼魚園」を通ってカロウ根へ。ミギマキの幼魚をユウダチタカノハと間違えて頭かきかき、最後は「ベラの街」へ。年を越したのであろうイトヒキバラの幼魚がいるのがわかったり、雄がもうディスプレイをしていたのも見られて楽しく終了、エキジットです。
 2本目は松根へ。今ならダンゴウオでしょう!といいたげなガイドさんに「新々漁礁」へ行きますと告げてエントリー。すると水底に水色の生き物がいます。なんだろうと近づくとコウイカが2匹、とてもきれいな色柄を出していました。 その後は漁礁に一直線。水温が高いのでお目当ての魚はいるかと思ったのですが見事に外れてしまい、残念ながら松根へUターン、ガイドさんにダンゴウオを見せてもらい終了です。
 2
週間前にいたミツボシは見当たらず、水温が一回14℃まで下がったらしくそれがいけなかったのかも、どこかに残っていてくれないかな。水温が高いためウミウシもいませんが小さいサンゴが出てきていたり、越冬したらしいクロフチススキベラ(←見たかった)、同じく越冬組のナガサキスズメダイの若魚が早くも顔を見せてくれたのでこれはGWに期待できると結論づけちゃうおバカな私です。



アヤニシキ

この時期に見られる紅藻類です。アメフラシが食するらいしいので今度よく見てみよう。



キタマクラ

そのアメフラシ?を食べているキタマクラです。集団で食べていたのでよほど美味しいのでしょう、アメフラシはあまり魚が食べないようなのでアメフラシでなく別の何かかも。



コウイカ

カミナリイカでなく縞々があるのでコウイカのようです。最初は繁殖行動かと思ったら最後に威嚇して別々に散ったのとネットでみたら雄のようなので喧嘩ですね。でもきれいで近づいても逃げなくて暫くみとれました。



ヤセアマダイ

新々漁礁の帰りにいました。死滅回遊魚と思っていたのですがどうなんでしょう?



クダゴンベ

当たり前に撮っていますが水深も浅いし、越冬しているし、凄いんだよね、キミは。



ハナキンチャクフグ幼魚

クダゴンベの近くにいた、まだ幼魚も幼魚。どこからか流れてきてこうやって大きくなるのですね。キタマクラの幼魚に似ていますが模様があるだけで可愛さ倍増です。



アカオビハナダイ幼魚

最初はトリに持ってこようかと思ったくらいの贔屓目です。卒園して誰もいないと思った「幼魚園」で。最初は表に出て元気に泳いでいましたがへたくそな私がフラッシュを焚くもんで隠れてしまいました。次回もよろしくね。



ダンゴウオ

はなから諦めて探しもしない私に粘ったガイドさんが探して見せてくれました。なんといってもダンゴウオはこの時期の花形スターですね。クダゴンベと一緒に見られるなんて贅沢この上なしです。

これでお終いです。ありがとうございました。

「焔水」に戻る   「海の生物メモ」先頭へ戻る