年月日 | 2016年6月18日(土) | |
ポイント名 | カロウ根 | カロウ根 |
天気 | 晴れ | 晴れ |
風向き | 東 | 南 |
風力 | 0 | 1 |
波 | なし | 0.5m |
気温 | 30℃ | |
最深水温 | 16.8℃ | 19℃ |
透視度 | 8m | 5m |
透明度 | 7m | 5m |
潮 | 出し潮あり | 上げ潮 |
2週空いての館山は虫の声が大きくなって春から初夏に季節が移っていました。黒潮が離岸傾向にあるためか海は沖に行くほどどよんとした緑色です。上げ潮なのになぜか出し潮があってENするといい感じに流れて行きます。久しぶりなのでいつものチェックをしに、小カロウ根の岩陰へ。アカオビはもちろんオキナワベニハゼもおらずこの間、アカオビと間違えたキンギョハナダイだけが元気よく泳いでいました。ガイドさんの話によるとあちこちにアカオビがいるというのであちこちを覗いてみましたが見当たりません。
今回は勝山にボロカサゴが出たというので坂田にもいないかなという、はなから無理なお題から、でもあわよくばダイダイヨウジ辺りを狙い、最後は持ち越しになっていたオトメベラの確認と思っていたのですが堅いネタのオトメベラまでいません。敗北してすごすごと終了。
お昼にとある事情でいただいたお弁当を食べてから2本目もカロウ根へ。潮が止まって弱い上げ潮になりました。午前中は出ていなかった最近はやりのチビエラ畑がいつのまにかニョキニョキです。根の根元ではクロフチススキベラ、帰りにフタホシキツネベラを見てちょっとだけ満足感にひたって終了しました。
ムラサキウミコチョウ
ウミコチョウ通りでなく入口で見つけた新しい個体ですが2本目は探しても場所がわからずじまいでした。
タカノハダイ
カロウ根の東側にタカノハダイが集まっていました。向きがバラバラで絵にならないのですがもしかすると数あるガイドさんの中にはタカノハダイを整列させる技をお持ちの方なんているかもなんて妄想していました。
スジオテンジクダイ
前回見つけたキンセンイシモチがいるかなあと撮ってみたもののこちらはスジオテンジクダイでした。眼の下の青銀の縦線がラインぽいのですが後半は点々で、橙金色の体色も尾鰭に届いていました、私には難しいなあ。
ミナミゴンベ幼魚
新漁礁にいました。長い間楽しませてくれたクダゴンベはもういないみたい。
ウツボ
ラブラブウツボのカメラ目線ツーショットです、近くにはあぶれて自棄酒飲んだみたいに不貞寝しているウツボもいて出来過ぎのシチュエーションでした。水が緑色でなければもっと素敵な画像なのに。
ワカウツボ幼魚
小さいウツボは可愛いし、意外に未記載種だったりするので撮っておくことにしているのですがこの子もコケウツボの幼魚だと思っていたらお初のワカウツボでした。穴の長さが足りないのか奥にカニでもいるのかモジモジしていました。
クロフチススキベラ幼魚
クロフチススキベラは死滅回遊魚で、坂田でみられるのは体に白い横線が入っているもう少し小さいステージですし、他の定番地死滅回遊魚より数も少ないのに何故今頃いるのでしょう?越冬したのならびっくりです、このまま大きくなったらすごいなあ。
これでお終いです。ありがとうございました。