今日の貝殻

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日付:平成14年5月12日(日)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:カロウ根、松根
天候:曇り
気温:21度
水温:22度
大潮


イワカワハゴロモ?

前回の生きてる貝でご紹介した。
イワカワハゴロモだと思う。
生きてる奴は半分砂に埋まっている。
殻長:153o


クチグロキヌタ
死んだばかりのようで、とても質がよい
すごく綺麗なのでだいじにしたい。
殻長:40o


 
オミナエシダカラ
左は分からないが、ハツユキかオミナエシの幼貝であろう。
見比べてみてほしい。
殻幅:左26.1o 右27.7o



ウキダカラ

久々のウキダカラ。
私はこの貝が大好きだ。
まだ若いようで、とても綺麗だ。
すごくうれしい。
最近続けて拾われているらしい。
殻長:18.1o


ハネガイ

殻高:左24.3o
(2003/11/6修正)
(×ウスユキミノ)


アメフラシ
なんとも珍しい物に出会えた。
私のではないのだが、腐ったアメフラシから採取したということだ。
これを見ると、あのアメフラシもやっぱり貝なんだなあ、と実感させられる。
殻はウスユキミノよりもはるかに薄っぺらく、へろへろだ。
殻高6センチくらいだったかなぁ。

 
キムスメダカラ
でかい!
3つとも同じものを撮影した。
とにかくでかい。
殻長はもっと大きな物を見たことがあるのだが
こんなに質が良くて立派な体格のキムスメははじめて見た。
水中で見せられたときは驚いて目が点になった。
私のではないのがとても残念。
いるんだなぁ、こんなやつ。
殻長:左32.7o


生きてる貝



アヤメケボリ?
判別できない。
赤いヤギに着生していたのだが、よく見ないと
見逃してしまうほどヤギと同化していた。


コボレバケボリ?

これも良く分からない。
トゲナシヤギに着生しているらしい。
坂田では良く見られるということだ。
次は外套膜を剥がして撮影してみる。



ツツガキ

殻のほとんどが砂に埋まっている。
こいつが死んで中身が抜けた物から
ギンポが顔を出している場面を良く見かける。
成長するとスカート状のヒダヒダが幾重にもなり
スカートが多いほど価値があるらしい。



キムスメダカラ
すぐに分かった。
2固体がくっついている珍しい写真が撮れた。
生きてる奴も品がよく、外套膜がオレンジ色をしている。
生きてても死んでも綺麗な貝だ。


おまけ


ウニ

右はラッパウニ。
左は何だか分からない。
ウニの殻も綺麗なので集めている。
いつかコシダカウニの殻を紹介したい。
とても綺麗なんだから。


今回は水中でケボリ系の生きてる貝を中心に探してみた。
貝殻を探すのと違い、生きてる貝は隠れていたり
擬態していることが多く、見つけるのが難しい。
生きてる貝を見つけようとすると、貝殻の方に目がいかず、
どっちつかずで困ってしまう。
特にケボリ系の貝を見つけるためには
トサカやヤギの勉強をしなければならないことを痛切に感じた。
生きてる貝を撮影中に貝殻採取用のタッパを1つなくしてしまった。
あの中にはとても綺麗なスジボラと、クロシオダカラと思われる
タカラガイが入っていた。
いいかげん探したのだが見つからなかった。
悔しくて眠れなかった。
(それでも7時間は寝た)
暖かくなって、貝が増えてきたように思う。
これからの季節、とても楽しみだ。

来週は沖縄カヌチャベイに行く予定だ。
本島での貝殻拾いは私にとっては初めて。
打ち上げものも、水中ものも
とても楽しみだ。


各説明書きの後に、殻長、殻高、殻幅などと大きさが書いてありますが、
これは一番長いところを計った物です。

もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの拾っちゃうよ〜。