今日の貝殻

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日付:平成14年1月11日(日)〜14日(月)
場所:沖縄県与那国島

天候:晴れ
気温:24度
水温:24度
大潮


アメガイ

房総半島にもいる貝。
別名ダマシヒナヅルと呼ばれるように
ヒナヅルガイによく似ている。
違いは外唇底部の棘が腹側向きであることらしいが
この写真ではわかりませんね。
ちなみにヒナヅルガイは棘が下向きですと。
ウラシマガイやレンジャクガイと同じトウカムリ科です。
殻長:26.4o


ガクフイモ
点々模様が楽譜みたいだから
ガクフイモっていうのかなぁ。
イモガイ科の中では小さな部類に入ると思います。
殻長:10.2o

 
ハナマルユキ
南の方に行くと良く見る貝です。
右の方はまだ若い貝だと思います。
殻長:左30.3o 右22.2o


ホシダカラ
左の写真はストロボが点かなくて青く写ってしまいました。
是非一度ご紹介したい貝だったのですが、中身のないやつが
見つからなくて、やむなく水中で生きてるやつを撮影した物です。
10cm以上ある大きな貝で、重量感があります。
僕の好きな貝のひとつ。


クチムラサキ
サイパンでおなじみのクチムラサキ。
南の方に多い貝のようですね。
殻長:18.4o


メオニノツノガイ
他にオニノツノガイ、コオニノツノガイと言うのもある。
全部集めれば、オニのファミリーができます。
殻長:40.2o


サヤガタイモ
網代模様が入っているようにも見えます。
殻長:20.6o


キマダライガレイシ
以前サイパン物でご紹介しました
殻長:13.0o
(2003/11/6修正)
(×シロイガレイシ)


ヤナギシボリイモ
ヤナギシボリイモだと思います。
サイパンにもいました。
暖かいところの貝のようです。
殻長:20.0o


チャイロキヌタ×→○ナシジダカラ
何の気なしに拾っちゃったけど、
これって、もしかしてチャイロキヌタじゃない?
日本の固有種って聞いてたけど、与那国島は距離的に日本本土より台湾の方が近い。
っつーことは、台湾にもチャイロキヌタはいるんじゃないかなぁ。
大発見だったりして・・・。
殻長:13.4o
(後日、打ち上げ採集師Sさんのご指摘により、違うらしいということが分かりました)
(2003/11/6修正、後日ナシジダカラと判明)



今回は与那国島での採取となった。
貝を拾いに行くのが目的ではなく、お友達と楽しくダイビングをして
ついでに、海底遺跡やハンマーヘッドシャークを見る予定だったが、
ついつい癖で拾ってしまった。
残念ながらハンマーに出会うことは出来なかったが、
自然物とも人工物とも言えそうな、大変価値のある遺跡を見ることが出来て満足している。
与那国島の自然に触れ、また、遺跡発見者でダイバーのハチローさんのお話も聞けて、とてもよかった。
ハチローさんの家へお邪魔した時、サイドボードにリュウグウオキナエビスのものすごく大きなやつが
飾ってあった。触らせてもらったのだが、とても重量感があり、品質も最上級であった。
お友達に写真を撮ってもらったので、近々ご紹介できると思う。
与那国島。また行ってみたい所である。


各説明書きの後に、殻長、殻高、殻幅などと大きさが書いてありますが、
これは一番長いところを計った物です。

もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの拾っちゃうよ〜。