ポイント名 | 松根 | 松根 |
年月日 | 2010年10月2日(日) | 2010年10月2日(日) |
天気 | 晴れ | 晴れ |
風向き | 北北東 | 東北東 |
風速 | 5m | 4m |
気温 | 23.3℃ | 25.0℃ |
最深水温 | 24℃ | 24℃ |
透視度 | 8m | 8m |
透明度 | 6m | 6m |
潮 | なし | なし |
風もない穏かやな館山の夜空にオリオン座が大きく輝いていました。蟋蟀があちこちでいい声で鳴いています。
国体が千葉で開催され、館山もいくつか会場があって幟が立ち並び、先週には天皇陛下がSea
Cropの隣りの海洋ステーションにお見えになられたそうです。
もっともN社長が不在のためMount Cropでしたが。
陽が出てからも潜水日和です。風が北向きになり、坂田らしくなってきました(やせがまんかも)。
松根に2本。あまりきれいではないので潮が代わって欲しいです。でも生物は相変わらずいろいろ見られます。ミノ漁礁ではヤセアマダイ、アカスジカクレエビ、クロホシフエダイ、カゴカキダイ。
ムレハタタテダイもちらほら。砂地との境を松根に戻るとイナダの大群がやってきて迫力で、ゆっくり動いてこちらが観察されているようでした。
今回から探し物が入ったのでそちらを重点的に。残念ながら見つからずに松根に戻り、ミスジスズメダイやクロフチススキベラ、フエヤッコダイ、カエルアンコウ、マゴチも多い。
先週見かけたケラマハナダイ、アブラヤッコ幼魚も健在です。
The Worldにフタイロサンゴハゼ幼魚。土俵ではオオモンカエルアンコウ幼魚と結局70分も入ってしまいました。
午後は東寄りの風に。ENして南に向かいOの字を書くようなコース。以前見つけたエダミドリイシの場所がやっとわかり♪。ここではホソジマモシオエビSP。
松根に戻って山ちゃんにオオモンカエルアンコウを教えてもらう。上がりたくない楽しい1日が過ごせました。
転送 「エンタープライズ転送願います」って単なる撮影失敗です。
アカスジカクレエビ いっぱいいます。意外に鋏脚が長くて黒いです。
抱卵中ですが、近くにはオキゴンベがいて虎視眈々と狙っていました。クダゴンベじゃないのが残念。
オシャレカクレエビ わかりにくいですが2匹います。体を揺すっていました。
ホソウミヤッコ なんで撮ろうと思ったか思い出せない。
ヤセアマダイ 先週の台風にも負けずに残ってくれました。
アブラヤッコ幼魚 こちらも残ってくれました。午後もう一度見に行ったら見つからなかったけど......。
ケラマハナダイ幼魚 ケラマハナダイ?アカオビハナダイ?以上台風後も居残りの3種。
尾鰭の先端と後端が赤色で続いているのがケラマハナダイとの事ですがどちらにしてもきれい。
13mと浅いのでゆっくり遊ばせてもらいました。キンギョハナダイはいっぱいいますけど坂田はハナダイ系は不毛でこれが3種目。
カエルアンコウ よ○子さんが先々週みたというカエルアンコウかも? 皮弁でモシャモシャ。
オオモンカエルアンコウ 山ちゃんが教えてくれました。不安定な場所なのに退屈なのかアクビしていました。
オオモンカエルアンコウ 土俵近くで発見。午後にはまた見失ってしまいました。こちらはオオモンか、イロかよく分かりません。
クマドリはいないけど1日でカエルアンコウ3個体発見です。
クロフチススキベラ幼魚 年によって見かけることもあるけれど最近はみかけなかったです。キツネベラのちょっと大きめの幼魚もいました。
ミスジスズメダイ幼魚 こちらも久しぶりの登場です。逃げない子で割合近づけました。
ムレハタタテダイ ムレハタタテダイが来ると秋ですね。後ろをイナダが通り過ぎて行きました。右の方が構図がいいですね。
イナダはこの後、就餌モードになって大狂乱。砂地に体をこすってクリーニング後、上にいるイワシには目もくれずなぜか海底の生き物を端から食べ始めてびっくり。
フタイロサンゴハゼ幼魚 The Worldで先週見かけたのは間違いではありませんでした。去年に続いて今年も、しかも2匹います。是非大きくなって欲しいです。
南方では普通種ですが相模湾側では坂田でのみの記録です。
ホソジマモシオエビSP 別のエダミドリイシで。画像を確認したところ抱卵中で改めて生物の生命力に感動しました。
大瀬では記録があるようですので千葉県の北限記録ですね。
これでお終いです。ありがとうございました。