1週間置きの潜水です。タクローさん、マナティーズも来られてお店は久々?の賑わいです。見習い社員が頑張ってくれて曲がりなりにも時間どおりにスケジュールがこなせて大変助かります(多少のことは起きますが)。

午前は松根にENしてみると海の中も大変な賑わいです。
眼についたのがコガネキュウセンの幼魚。毎年幼魚が数個体見られる程度の幼魚が軽く10匹くらいいます。
モンツキベラやカノコベラもいっぱい。キツネベラにコクテンサザナミハギにフエヤッコダイも見ました。
当初はスズメダイを狙って深深漁礁に行こうと北に向かいましたが妙に大きいハシナガウバウオ。その先に初見のクロメガネスズメダイ。その横にケラマハナダイの幼魚に会ってしまい、漁礁はあきらめ松根にUターン。
途中で遭ったあつじからはアジアコショウダイ、ムレハタタテダイ、アカモンガラがいると教えてもらいましたが申し訳ないがパスし、戻ろうとしますが見かけるコガネスズメダイにはやは惹かれて片端から撮って時間を使い、日中なのに出放しのウミエラとウミエラカニダマシにもひっかってしまいましtあ。
ようやく辿りついた松根ではBOOさんが見つけたフタスジタマガシラ、東に寄って初見のブチブダイ幼魚に逃げられ、キビレに怪魚(笑)バラフエダイもちゃっかり来ていてそこにわからん幼魚もいっぱいいて気づけば60分を超え、お題をクリアするどころか追加の宿題が次から次に出来てしまいました。

午後は新漁礁に行くというのでいよいよキビレの撮り直しができます。
まっすぐ根に向かい息を整えようと根の亀裂を覗くとアオスジテンジクダイの子、なめていくと多分スダレヤライイシモチや初めてぽいイシモチの群れ。一度北に降りるとクロユリハゼの幼魚。なお全部ピンボケです
戻って前回の場所にはいませんでしたが根のトップ下で小さいキビレを確認♪とその横には初見のカシワハナダイ。もうどれを撮っていいかわからなくなってしまい勘違いしてニジギンポを「これは初めて見る魚だ!」と手を出してしまいました。帰りにGとうさんに特大オオモンカエルアンコウを教えてもらい、とうとう終了の時間。

こんなに一度に死滅回遊魚が見られると「こんなの坂田じゃないや、きっと温暖化なんだろうなあ」と不安になってしまうのですが、一方では9月からこの調子では2010年を上回る死滅回遊魚や初見の魚、生物が見られる年になるかも知れずまた次回に期待しちゃうのでした。



ウツボ幼魚

「時間がない〜」といいながらTheウツボなんかも撮っています。小さいうちはまだ歯が少ないのね。



ウイゴンベ幼魚

時間がないのに急いで撮るから口が欠けちゃってダメダメじゃん。



シマウシノシタ

ごめん、あまり砂地には行ってられないんだ。「いいの、あたし不細工だし」



コガネキュウセン幼魚

今まであんなにちやほやしてたのに「アイドルはいっぱいらない」なんてひどくない?撮り方もぞんざいだし、口惜しい〜。



オオモンカエルアンコウ

ずっと小さい魚を見ていたせいで指差されてもあんまり大きくてわからなかった。なんか眼が死んでる.......。



ウメイロ幼魚

ウメイロとしましがウメイロモドキ? 坂田ではウメイロはいますがウメイロモドキは見ていないので宿題ですね。ヤマシロベラの幼魚も混じって松根にいました。



ケラマハナダイ♀幼魚

クロメガネスズメダイのすぐ横にスズメダイの幼魚に混じっていました。右の画像のキンセンイシモチと比べるとまだ小さいですね。肉眼では薄い色ですが光があたるとハナダイならではの美しさ。



クロメガネスズメダイ幼魚

よーし、次はメガネスズメダイを見つけるぞ〜。尻尾に白帯があるほうがメガネでないほうがクロメガネでよかったんですよね。



キビレスズメダイ(仮称)幼魚

松根にもいました。Theスズメダイ、ソラスズメに混じっていました。今まで見つからなかったのは @キビレ眼がおのじにできていなかった Aスズメダイの群れの中では結構目立つので今まで来ていなかった どちらでしょう??この子のおかげでスズメダイの幼魚の群れがいるといちいち確認するようになってしまい、しかもスズメダイにありがちな「撮りにくいため時間がかかる」という困ったことになっています。



カシワハナダイ幼魚

ハナダイ系の華やかさを持っています。初見ですが後ろから覗いて見えるキンギョハナダイの方が好きかも。次回はトリはとれそうもないなあ。

これでお終いです。ありがとうございました。

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