2012年は死滅回遊魚の当たり年かも、と書きましたが疑問符はとれて当たり年。しかも『大当たり年』で、潜るたびに初見の魚や滅多に見られない魚が次々に現れ、時間がいくらあっても足りません。
新漁礁にENするとイナダの群れがついてきました。何枚か撮ったが何故かピンボケ。おかしいなと思ったらマクロレンズをつけたままでした。そそくさと勇んで先週のヒマワリスズメダイを探しに降りてみましたがコガネスズメダイはいたもののお目当ての相手には会えず、代わりにいたのが初見のチャイロヤッコという坂田向きな地味なヤッコでした。根ではスズメダイ、キンギョハナダイの中にキビレスズメダイが数匹。見るからにコガネスズメダイとは違うので以前出ていれば私以外の方が気づいたと思うのでキビレは今年が坂田で初見ということで納得できました。
午後は松根に。クロメガネスズメダイをBOOさんに教えて松根をあちこち回って終了。
ヒメゴンベ幼魚
カシワハナダイのいた場所に変わって見つかったのがまだ数センチの大きさのヒメゴンベです(翌日はいませんでしたが......。)
フタスジタマガシラ幼魚
松根に離れて2個体がいます。以前見つけたときは大興奮でエアをゴボゴボさせたのに2度目となるとちょっと醒めてしまう自分に反省。
ウツボの仲間
数m上をキビナゴが通ると体を伸ばして食べたそうにしていましたが、どうやって捕まえる気なんだろう。
太さが4〜5cmの小さいウツボで恐そうな顔つきのナガサキスズメダイが何故かスリスリ寄ってみたりしているうちに引っ込んでしまいました。
カナリー・モレイかも知れませんが白点が気にかかって名前がわかりません。うーん困った、困った。
ヤライイシモチ?
松根にスズメダイやイシモチに混じっていました。尾の黒点が眼より大きいのでスダレヤライイシモチかも知れませんがこの大きさのスダレヤライイシモチだと太い黒縞の間に細い黒縞が見えると思うのですがこの子はそれがありません。ヤライイシモチと確認できるまで「海の生物メモ」には載せられないなあ。
ウメイロモドキ幼魚
こちらは体高が低く胸鰭に黒点もありますのでウメイロでなくウメイロモドキでしょう。新漁礁にいました。
ニラミギンポ
K子ちゃんが「松根にいた〜」と教えてくれましたがこちらはカロウ根で。翌日は見にいくのを忘れてしまいました。青いスジが浮き出るというのも見たいです。
チャィロヤッコ
カロウ根と松根に1個体ずつ。お店でさも知ったように話をしましたが見るのも聞くのも初めてのヤッコです。例によって臆病なのでこんな程度の絵しか撮れませんでした。
これでお終いです。ありがとうございました。