気温22℃、黒潮接近の報に接し。「海は逃げないけれど、コンディションの良い日は今日しかないからなぁ」などと潜水を休む予定の自分を裏切って坂田へ。予想したとおり残念ながらお客は私だけでした。ウエットに着替えながらN社長がまたはまりだしたパンを聖体よろしくもらって出発。
「禁漁区も今日はいいよ」という話でしたがワカメを採らないといけないのでパスし、カロウ根と松根へ。
いつもの「影より他に友もなく」でなく久しぶりのバディダイビングで透視度15m、水温16℃台、南西の風でおだやかな海を楽しめました。



ベニキヌヅツミ

新々漁礁で。色合いがなんとなく春っぽくないですか?



ヒフキヨウジ

全部で3匹見ました。見るのは成魚ばかりです、幼魚はいいつどこにいるんでしょう?



幼魚

ときどき見るのですが判別できません。別のアジみたいな魚も混じっていますがこちらも不明です。



オオモンカエルアンコウ

あっつに教えてもらいました。最初はなんだかわからず、手で踏んづけそうに。先週の松根の方の個体はいなくなっていました。



キビレスズメダイ(仮称)

オオウミウマ見せますよ、なんて豪語しながらしっかりはずし新たな生物もなく駄目かなあ、と思ったらこんな子がいてくれました。
思わず水中で声を上げたのですがこのスズメダイでバディを呼んでも迷惑だろうと思い直し一人で遊ばれました。残念ながらヒレ全開が撮れずまたの機会です。
この魚はまだ未記載種で和名がなく私は2012年に初めて見ました。まだ小さいので越冬でなくどこからか流れて来たのでしょうか。

これでお終いです。ありがとうございました。

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