坂田の港内を覗くとどうも緑色で芳しくなかったのですが沖に出るにつれ青い色に変わりました。
ENすると「青い!」「暖かい!!」でありませんか。ダイコンは22.7℃を示し6月では記憶にない高水温に、『温暖化いらっしゃ〜い』と罰当たりにも心の中で叫んでしまいました。イトヒキベラの婚姻色もキンギョハナダイもいつもの1.5倍(当社比)きれいに見え、ぼんやり漂うだけで幸せです。
とはいってもせっかくきれいなんだから松根の北も行ける♪と貧乏根性で砂地へ。載せませんでしたがウミエラカニダマシやヒメユリハゼもいました。
このままのコンディションが続けばいいのですが夏は水温が安定せず16℃くらいに落ちたりするので油断は禁物ですが、早くも次の週末も期待するのでした。



ダイオウハスエラウミウシ

今回は2本とも松根でしたが、カロウ根で会うことが多いダイオウハスエラウミウシがいました。いましたがあんまり好きなタイプのウミウシではないで1枚で終わり。



アカエソ

10cmほどのアカエソの若魚がイソカサゴらしき魚を捕食していました。成魚の捕食はときおり見かけますが小さい頃の捕食ははじめて。食べる方、食べられる方双方に合掌。



クリーナー3種

オトヒメエビ、ノコギリヨウジ、ホンソメワケベラとクリーナー3種が集まっていましたが掃除されるウツボ君が相当汚いの?



コクチフサカサゴ

先週に続いてフサカサゴの仲間ですが、もうなんだかわかりません。



キツネベラ幼魚

カロウ根にいるすぐ逃げちゃう子と違い、松根のこの子はじっとしてくれていました。背景は坂田らしくカジメの葉っぱです。



カイワリ幼魚

イトベラにぴったりくっついてカイワリの幼魚がいて、夏近しです。



フタスジイシモチ幼魚

先週見つけた穴にまだいてくれました。図鑑撮りができたと思った1枚には見事にゴミが写りこんでしまって残念。午後にもう一度と思って行ったらウツボ君が入り込んでいてもう会えないかも。



フタホシキツネベラ幼魚

ガイドさんに「コガネキュウセンがいたぁ」と報告したのですが帰宅したらフタホシキツネベラの誤りでした。
このベラに会うのはこれで3回目、幼魚は初めてでこんなに黄色いとは。言い訳ですけど。
背景が着物の帯というか、人工物でかっこ悪いなあ。

これでお終いです。ありがとうございました。

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