梅雨明けしした途端に都内は猛暑に見舞われましたが館山はカラッとした暑さで夕方には涼しくてクーラーも要らず快適です。
南西の風が強く吹き続いていましたが海中は水温も20℃はあってこちらも快適。1本目は松根、2本目はカロウ根へ。
松根のアマミ君がいなくて焦りましたが場所がちょっと動いたようです。



ムラサキウミコチョウ

掃き溜めに鶴といったら失礼ですが、背景感が乏しい場所だけに美しさが目立ちます。



キンギョハナダイ

カエルアンコウばりに鰭で体を固定しているように見えたので撮っただけ。



アカタナゴ

カロウ根の天辺でこんな地味な魚を撮っていました。最初は「おぉ〜バラフエダイの群れ!!」なんて大勘違いをして頭を掻き、「でもこれはまだ撮っていないアカタナゴでは?」と追いかけたのですが逃げられてしまいました。ピントが合っていないのでなんとも言えないのですが赤っぽい体色に体高が低いのでアカタナゴと思いたいです。



フサカサゴの仲間の幼魚

松根の小さい穴の中にいました。これもわからんのですがコクチフサカサゴでしょうか?



ムスメベラ幼魚

水中ではホンソメワケベラ?と疑問符でしたが画像にして落ち着いて見ると「ホンソメワケベラとは全然違うなあ」とわかったつもりに。でも次回、また首をひねっちゃうでしょう。



トサケボリ

先週のトサケボリはどうなっているかなとほくそえみながらつきまとうコブダイとともについていたホストへ。ところがよくある話ですが場所がよく思い出せません。時間がせまってあせり始めたときにやっと発見できました。紫色の方がいないので周囲を見回してみましたが殻はなく残念。



ミゾレチョウチョウウオ幼魚

今期初の死滅回遊チョウチョウウオです。見つけたサンゴの近くでカメラを向けるとなかなか出てきません。元気いっぱいなので近くには寄れないし、場所が悪いのかもと思って動いたらすぐに出てきてポリプをついばみ始めました、寒くなるとトサカなぞも食べていますが本来この魚はポリプ食でしたね。撮影時のヒントになる経験でした。

これでお終いです。ありがとうございました。

「焔水」に戻る   「海の生物メモ」先頭へ戻る