時化で1本で私が終了した翌日、タイヤに行ったガイドさんがナンヨウハギを見つけたよと連絡をもらいびっくりしました。
それからの1週間、台風や水温低下でいなくなるんじゃないかとやきもき。
そして連休初日、1本目に入ったのカロウ根は過去に記憶がないくらい魚影が濃く、2本目に行く前にはN社長から「枝サンゴが増えて数えたら100個は超えていること、ナンヨウハギと別のサンゴにヤリカタギがいる」と聞かされ、驚きが止まりません。
エントリーして最初はナンヨウハギのサンゴへ、ついでヤリカタギのサンゴへ。
珍しい魚との出会いは楽しくはありますがここ数年の海の変化は今後を危ぶむほど急で人の手でどうにかできるような状況ではなくて手放しで喜んでいられない感じです。



ヒブダイ幼魚

とっても地味なブダイの仲間。Theブダイではないですよ。でもってヒブダイでいいのかな?よく見ると尾鰭が青色がかってきているし、白い斑紋も2列みたいだし、ヒブダイにしました。
とても難しいブダイっ子探しにどなたか加わりません?そしてなんか見つけたら見極めて私に教えて下さい、なんてたって調べるの大変なんですもん♪



オオモンカエルアンコウ

カロウ根で。聞くところによると随分長い間、見られている個体のようですが翌日はいなくなっていて動いてしまったようです。



タカサゴスズメダイ

こんなに大きい個体は初めて会いました。頬の向こう傷とネコ眼がミスマッチですね。ブダイっ子がダメでしたらクマノミをはじめとする人気の高いスズメダイ探しに加わりません?



タテジマキンチャクダイ幼魚

今年はタテキン多すぎで、ゲスト1一人に1匹状態です。カロウ根では2匹で遊んでいました。残念にも手前はピンボケでとほほ。



フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚

前に会ったときはうれしくてしょうがなかったスズメダイ。トリを飾ってもおかしくないの今年はあちこちにいて見向きもされません。そのせいかしょんぼり顔です。



トノサマダイ幼魚

この子は坂田でお初です。サンゴの間にいるのが大好きで撮るのがとっても大変です。



キイロハギ幼魚

またまたお初です。カロウ根の天辺にいて「キラキラ」バックは無理ですが自然のトサカをバックにしてくれたりとフォトジェニックです。



ナンヨウハギ幼魚

スズメダイやキイロハギを差し置いてのナンヨウハギです!ってサンゴと絡んでいない画像でしかも1匹。
納得いかず次の日も見て撮ってと忙しく潜水するのでした。魚類写真資料データベースで検索しましたら過去に大瀬崎で出ていますね。

これでお終いです。ありがとうございました。

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