2013年も残り2か月を切って寒さを感じ、『コップにまだ半分派なのか、もう半分派』か自問自答の季節です。
年々水の冷たさを感じるのが早くなってしまい5mmインナーにバブまで入れてエントリーしました。
残念ながらボロカサゴはもう姿を隠してしまいましたがタテキンの幼魚はカロウ根だけでもまだ5匹はいました。
松根もまだ荒れて寂しいですがハナハゼやミツボシも戻ってきてクマノミもいつのまにかいっぱい。ブイも土俵を含めて新たにつけなおして場所もちょっと変わったので戻るのにちょっと注意が必要です。
ほかのダイバーさんはヨスジフエダイ、アカハチハゼ、トノサマダイ、サザナミヤッコを見ているのに私は「なんかあまりいないよね〜」なんて少しズレた会話をしていましたがそれだけ今年の死滅回遊魚が熱かった事だと思います。
その死滅回遊魚も減ってきて「2度出し」もあってコップ半分の気持ちが揺れてます。結局はダメだろうなといいながら潜る、悲観的楽観主義(馬鹿という)なのですが。



ツノハタタテダイ

松根にもいました。ミナミハタタテダイをこのツノハタタテダイと勘違いして適当に撮ってボケボケだったのを思い出してパチリ。



フウライチョウチョウウオ

先週もいたフウライチョウチョウウオ。2度出しはネタ切れか。



ホソウミヤッコ

珍しくウミウチワ?にホソウミヤッコがいたので撮ったら坂田にないようなきれいな背景です。こんなウミウチワもいるんだとちょっと得した気分です。で調子に乗って補正を掛けたら(右)全然つまらなくなってしまいました。



サザナミヤッコ幼魚

ガイドさんから台風後に「松根にサザナミヤッコいたよ〜」と聞いて期待していたらカロウ根にも。シャイな子で数枚撮ったら隠れてしまい、午後に案内してもらった松根の子はとても撮りやすかったのになぜかみんなピンボケです。ですので載せるのはカロウ根の子になってしまいました。
房総のサザナミヤッコは磯採集はあるようでタテキンの方が珍しいようですが私の記憶では坂田の沖では初確認です。

これでお終いです。ありがとうございました。

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