年月日 | 2015年3月14日(土) | |
ポイント名 | 松根 | カロウ根 |
天気 | 曇り | 曇り |
風向き | 北 | 北 |
風力 | 1 | 1 |
波 | 0.5m | 1.05m |
気温 | 12℃ | |
最深水温 | 12.8 | 12.7℃ |
透視度 | 15m | 15m |
透明度 | 15m | 15m |
潮 | 出し潮 | なし |
「温暖化というけれど本当は冬は長くなっているんじゃないか」と寒さへの耐性が落ちているのを自覚するのですが、鶯とともに3月の声を聞きながら潜ってきました。
予想では水温は15℃位かと思っていたら衝撃の12℃台。年数の経ったロクハンでは辛いですね。潜っているうちに震えがでてきてしまい、2本目はさっさと上がってしまいました。
話を戻すと、ダンゴウオがわんさかいるということで期待して、松根へエントリー。先月も海藻やら、生物やらから感じたのですが松根は復活しつつあるなあと思います、ぜひこの調子でいってもらいたいです。
さて、ガイドさんはENしてものの数分でダンゴウオを発見、ゲストの方が写真に撮られている間に私にも別の個体を探してくれる早業です。
その後も松根に到着する間にいくつも「天使の輪」のダンゴウオがいて、不肖の私も数個体見つけることができました。過去にあんなに苦労していたのはなんだったのでしょう??もっともアントクメなどの海藻がないと生き延びるのは難しいのかも知れませんので、海藻が生えなかったり、ハッチアウトと時期がずれていたら少ない年もあるのかも。
寒かったけれど楽しい潜水でした。南国もいいけれどこうした北方~温熱帯種まで見られる日本は恵まれていると思うのでした。
貝
カロウ根の天辺近くで紋様のある軟体系(画像左)の生物を見つけました。出だしから妄想が全開で「おぉ~初めて見るウミウシだ、しかも大きい!!」と。そして体の中央の薄いゴミみたいなものは「これは貝殻が外に出ているのだ」と勝手に思い込みバシバシ撮りまくりです。ちょっと落ち着いた所でちょっとツンツンすると、なんとあっという間に軟体部は右側に引っ込み、貝殻だと思ったのは貝の蓋になってしまいました。
ウミウシと思っていたのは何のことはない実は貝の足の見間違いで、あぁと長嘆息。
ところでなんという貝なんでしょう??
シラタマガイ
なんとシラタマガイの生貝です。見つけたときは外套膜を出していたのですが撮りやすい所に移したら膜は引っ込んでしまいました。大失敗ですね。
スイートジェリーミドリガイ
少しは自分でも探さないと思い。
アカエラミノウミウシ
ダンゴウオ以外のウミウシもガイドのさやが見せてくれました。
サクラミノウミウシ
こちらはご一緒したW部さんが発見。きれいで個人的に好きなウミウシです。坂田ではあまり見ないです。
ホクヨウウミウシの仲間
お店の図鑑では不明でしたが帰宅してネットで探ってホクヨウウミウシ科の一種と判明。和名はまだないようですね。
ダンゴウオ
私のTG-835ではこの小ささは無理です(といって逃げます)。
これでお終いです。ありがとうございました。