年月日 | 2015年6月20日(土) | |
ポイント名 | カロウ根 | 松根 |
天気 | 晴れ | 晴れ |
風向き | 北 | 南 |
風力 | 0 | 1 |
波 | なし | 0.5m |
気温 | 25℃ | |
最深水温 | 18℃ | 18℃ |
透視度 | 10m | 10m |
透明度 | 上4下10m | 上4下10m |
潮 | 出し潮あり | 出し潮 |
予報では北風でしたが朝には風もなく海面も平らで穏やかな 夏至が近い週末でした
陸上ではロクハンは汗だくで水温も18℃後半、19℃と言ってもいい感じなので5mm+フードでもいけそうかも。
坂田海岸には自衛隊のトラックが何台も駐車していて、新漁礁のブイから頑張れば泳げるくらいの沖に自衛艦が1隻停泊し、訓練でしょうかゾディアックを降ろしていました。こちらは口々に「こんな凪ぎじゃ、訓練にならない」「向こうもこっちのロクハンを見て『不審船』に注意せよくらいきっと言ってる」なんて茶化していました。
いい感じの出し潮の1本目のカロウ根はワンバターン化したコースで深場のべラでもいないかと探ってみましたがハズレ。
根に上がってサクラダイへ。さや曰く「自分をキンギョハナダイと間違えている」かのように先頭切ってパクパク食事していて、ひっこむ事もありません。
根にはメジナがいっぱいいて寄れそうだったのでクロメジナが混じっていないかと探しましたがこちらもハズレです。
南側にはヤマドリの雄がいてきれいに背鰭を広げたのに撮れず、おまけにペアでいたのに気づかずとか、いつものコガネスズメダイは何か機嫌が悪かったのかあっさり引っ込まれてしまったりとかうまくいかないまま、戻って漁礁の北でキンチャクダイの幼魚を見たのを最後にエキジッし、さえない結果で終了しました。
午後はちょっとやることがあったので新々漁礁へは向かわずアワビカゴへ。コガネスズメダイがこちらにも顔を出していました。
結局、2本目の最後に大当たりが出たので気分よく終了、まったく現金なものです。
ヒトエガイ
松根へ行くロープ沿いで。この子も暖かくなるとどこからともなく出てきて松根の南側でよく見かけます。
オーストンフクロウニ
カロウ根で。残念ながらエビはついていませんでした。ここ数日冷水の塊が復活していて深場の水が循環で上がってきたのかなあ。このウニもつられて来たのかしら。
ウツボ
カロウ根-17mで背中に青いタグがついたウツボがいました。何かの研究かとググったけれど見当たらず。
ホンソメワケベラ
新漁礁で見つけて、おぉムスメベラじゃないか、こんなのも出てきたんだあと思って後でみたらいつものホンソメワケベラの幼魚でした。
コガネスズメダイ幼魚
アワビカゴにいました。2週間前に行ったときによ~く探せばもっと小さい頃に会えたかも。ちょっと臆病で物陰からこちらを窺っていました。
アカヤガラ
少し前に「アオヤガラ」と間違えてスルーしかけたアカヤガラ。今回は寄らせてくれなかったです。なんとかきれいに撮りたいなあ。地味だけどレア度高い。
ナガハナダイ♀
去年の6月にはアカオビハナダイが出ていたのに今年はいろいろ探ってまだ駄目でしたが最後に松根の真ん中、水深-12mでナガハナダイを見つけました。
最初は婚姻色ぽいキンギョハナダイとも思い、「ネタもないしなあ」とやる気なく観察したら胸鰭にピンクのマークもないし、背鰭も青くて違和感があります。クエスチョンマークを抱えてとりあえず撮って、図鑑とにらめっこしました。
なにしろハナダイの仲間と言えばキンギョハナダイしかいないくらい種類が少ない坂田ですので、当然のごとく判りません。知っている人なら一発でしょうがいくつも候補が上がっては消えて、最後は加藤さんの『海水魚』からナガハナダイと判明しました。見た目はキンギョハナダイですけれど、動きや色とかが違うので、次回からは判る(はず)でしょう。
偶然の出会いをもたらしてくれた海に感謝したいと思います、雄になってくれたらもっときれいなんでしょうけれどそれは贅沢過ぎですね。
これでお終いです。ありがとうございました。