年月日 | 2015年8月12日(水) | 8月13日(木) | 8月14日(金) | 8月15日(土) | 8月16日(日) | |||||
ポイント名 | カロウ根 | 松根 | カロウ根 | 松根 | カロウ根 | 松根 | カロウ根 | カロウ根 | カロウ根 | カロウ根 |
天気 | 晴れ | 晴れ | 晴れ | 松根 不調 につき パス |
晴れ | 晴れ | 快晴 | 晴れ | 快晴 | 快晴 |
風向き | 南 | 南南西 | 南南西 | 南 | 南南西 | 南 | 南 | 南 | 南 | |
風力 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |
波 | 0.5m | 0.5m | なし | 0.5m | 0.5m | なし | 0.5m | なし | 0.5m | |
気温 | 33.5℃ | 31.2℃ | 32.2℃ | 31.6℃ | 30.6℃ | |||||
最深水温 | 27℃ | 26℃ | 24℃ | 24℃ | 24℃ | 26℃ | 23℃ | 27℃ | 28℃ | |
透視度 | 17m | 15m | 8m | 15m | 15m | 15m | 15m | 17m | 15m | |
透明度 | 17m | 15m | 8m | 15m | 15m | 15m | 15m | 17m | 15m | |
潮 | 出し潮あり | 出し潮あり | 出し潮 | 出し潮 | 出し潮 | 出し潮あり | 出し潮 | 出し潮あり | 出し潮 |
去年と同じく、今年も坂田で長期潜水。年を取って出かけるのが億劫になっています。
一方でホームゲレンデはホームゲレンデで定点観察ができるという利点もあって、たった5日の期間に今までいなかった魚が翌日にはあちこちで見られたりと水中の季節の移り変わりは陸より早いのかなあと感じたりできてとても良い経験になりました。
1昨年の同じ時期にはオニカマスが見られたのですが今年はなんと松根でイトマキエイの仲間が見られたようです。水温が高い状況も2013年と似ていてコガネキュウセンが数多くみられるなど死滅回遊魚の当たり年になるような予感があります。、
【8月12日】
ムラサキウミコチョウの飛翔
小カロウ根でムラサキウミコチョウが泳ぐ姿を初めて見ました。最初は底から10cmくらいにいたウミコチョウがパタパタ泳いで1mほどの高さにまで上がっていきました。お世辞にも美しいとはいえないのですが動かないウミウシがあんなに早く外套膜を振るんだとか、途中でキタマクラがついと寄ってきて食べようとして口に入れる前に立ち去っていって「ウミウシは不味い」を実際に見たりだとかと、へぇ~の連続でした。
メジナ
写りが悪いのですが高水温のせいかよく判りませんが普段は警戒心が強く近寄れないメジナが近くに寄ってきてトルネードです。ただ相手がメジナなのでみんな揃って一方向に動かずあっちいったりこっちいったりでちっとも美しくありません。
こんなにいっぱいいるのだから中にクロメジナとか他のメジナが混じっていないかと探したのですが皆無です。
ヒラニザ幼魚
初日の死滅回遊魚はヒラニザでした。坂田らしく地味だなあ。翌日からは見つけれずどこへいったのやら。
【8月13日】
アジアコショウダイ幼魚
初日にこの子を見つけて「キターッ」と叫んでしまったミーハーな私です。例によってボケボケだったので2日目にまた立ち寄って撮りました。イソギンチャクのそばにいて触手に触れないかヒヤヒヤです。一晩で明らかに大きくなるようで成長ぶりにびっくり。
ヒゲニジギンポ?
この魚も初日に見つけたのですが何枚撮ってもピンボケで撮り直ししたのにまだピントが甘い。ところでヒゲニジギンポなのかどうかよくわかりません。
【8月14日】
ムラクモコダマウサギ
不調の松根を避けてタイヤに向かい東の縁を通って北の砂地へ。トサカにムラクモコダマウサギがたかっていました。落ちていた貝殻はいただいて参りました。
ベニカエルアンコウ
くどいようですが松根は不調で南からの魚が来ていない中、紅一点?ジミ~なベニカエルアンコウです。でも前日には松根でイトマキエイが見られたそうで、ほんと海はわかりません。
ナガサキスズメダイ若魚と幼魚
若魚は中層で食事中、幼魚は物陰で出たり入ったり。
コブダイ
カロウ根の大コブダイ。見た目が人面魚みたいであまり近づいて来て欲しくない、と知ってかあまり接近してきませんが、そのうち慣れてきて、ぬーと出てきたら・・・・・・。
テングハギ幼魚
尾鰭が青白いとテングハギモドキなのですがそうでないようなのでテングハギの幼魚ということで。
ミツボシクロスズメ幼魚
カロウ根に少しいますが松根にはまだ、来ておりませんでした。
ミゾレチョウチョウウオ幼魚
小カロウ根にいました、ひょっとしたら2匹いたかも知れません。この子の現われる時期で死滅回遊魚の数や種類が占えるといいのに。
【8月15日】
スナイソギンチャクの小さい個体
新漁礁の南でまだ小さいスナイソギンチャクを見つけました。
シマヒメヤマノカミ
その横のトサカの根元にいた死滅回遊魚ではないけれど少し珍しいシマヒメヤマノカミ。もしかすると前にマナティーズの山ちゃんが見つけた子が大きくなったのかも。
サクラダイ
出し潮があると全開で見れましたが、いつまでたっても♀のまま。「いいの、わたしは一人で生きていくの。」
ミナミハコフグ幼魚
カロウ根で。ミナミハコフグかハコフグか微妙~。この日はシコクスズメダイも初見でした。同じ場所に続けて潜ったお蔭で、違う魚が増えてくるのが見れて良かったなあ。
【8月16日】
アカイソハゼ
アカイソハゼが集まっているのは初めてです。よくみるとお腹が大きくて産卵期でしょうか、産卵は春だと思っていたので意外です。
ベニホンヤドカリ
出物ゾロゾロの中、トコトコ歩いていたヤドカリです。
オシャレカクレエビ
こんなエビも出てきました。
キビレスズメダイ若魚(仮称)
カロウ根のこの子も出ていましたがどうも弱っ作らしくスズメダイに追われたりしています。
ウイゴンベ幼魚
カロウ根の土俵で。最初はホカケハナダイか!と思ったりも。この子も初日、2日目はいませんでした。
ミナミハコフグ幼魚
新漁礁の北でトラウツボと一緒にいました。カロウ根にいた子もそうですが斑点が●でなく■で、なんか変ですね。
カモハラギンポニジギンポ×2
ヒゲニジギンポと間違えました。こちらはニジギンポです最初はカモハラギンポと書きましたごめんなさい。なんとなく誘導して2匹を寄せてみたら喧嘩してしまいました、魚の気持ちはわかりません。
ツノダシ
16日になってカロウ根に現れました。フエヤッコも出ました。
ブチススキベラ幼魚
カロウ根の天辺でN社長が見つけてくれました。
トカラベラ幼魚
うーん、背中からしか撮れていない。カロウ根の南東側の根元にいました。この子も前日までは見ていません、あるいは見つけられなかったのかも。カノコベラのチビもいます。
キツネベラ幼魚
この日は何度「キターッ」と叫んだでしょう。極小コガネキュウセンも近くにいます。
これでお終いです。ありがとうございました。