年月日 | 2016年1月9日(土) | 2016年1月10日(日) | ||
ポイント名 | カロウ根 | カロウ根 | カロウ根 | 松根 |
天気 | 晴れ | 晴れ | 晴れ | 晴れ |
風向き | 北 | 東北東 | 北西 | 西 |
風力 | 2 | 1 | 1 | 1 |
波 | 1.5m | 1.0m | 0.5m | 0.5m |
気温 | 12℃ | 13℃ | ||
最深水温 | 18℃ | 18℃ | 17℃ | 17℃ |
透視度 | 15m | 12m | 10m | 9m |
透明度 | 15m | 12m | 12m | 12m |
潮 | 出し潮 | 出し潮 | なし | なし |
2016年の初潜水です。潜水前に浜田の「鉈切神社」に参拝、安全潜水ほか諸々を祈願するのが毎年の行事です。お参りが済んでお店に着くと高級外車が2台も止まっていてビックリ、珍しくビジターさんが来られていました。
波は高く、水温も前日には15~16℃と平年並みに落ちたと聞いて恐る恐るエントリーすると意外に暖かく、どうやら少し水温が上がり、水も青く快適です。
まずは暮れにマナティーズのM上さんが見つけてくれたクダゴンベに行きたいのですが、その前にさやが再々発見したクロクマを見てから。こちらは岩にぺったりくっついて見栄えが悪いです。撮影中だったのでクダゴンベに向かうのはもう少し後にしてオキナワベニハゼとアカオビハナダイのいる(いた)亀裂へ。ベニハゼはいませんでしたが黒白の横縞の魚がチラリと一瞬。すぐに逃げられてしまいました。
そうこうするうちにクダゴンベへ。2012年以来の出会いです。色柄、フォルムもカッコイイ人気のクダゴンベが坂田では行列待ちなく飽きるまで見ていられます。この後は約2か月ぶりの「幼魚園」へ、コガネキュウセンがまだいてくれました。そろそろと根に戻って1本目は終了。
2本目もクダゴンベへ。楽しい初潜水でした。
翌日は凪いでさらに暖かくなったのですが水が少し白くなってしまいました。この日もクダゴンベは人気の的で、第2、第3のクダゴンベを皆、密かに探してソフトコーラル探検をしました。私は「ベラの街」で遊んで終了。
2本目は松根へ。海底が珪藻で茶色く覆われてもうすぐ海も季節がまた変わる準備をしています。潜っていて思ったのですが珪藻が生える条件は何でしょう?水温だとすると今冬は例年になく高いねお当てはまらないし不思議ですね。
新々漁礁へ足を伸ばすもクロダイくらいしかおらず根をなめていくことに。さやが見事に松根でもイロケロを見つけてくれました。水温が低かったら体調を考えてやめようかと思った2日目ですが暖かい天気に恵まれてお雑煮をいただけたし、よかったなぁ。
【1月9日】
ヒラメ
冬ですね。
イッセンタカサゴ幼魚
右左とも色が違うのですが多分イッセンタカサゴかなぁと。
ヨコシマクロダイ幼魚
死滅回遊魚もまだ頑張っています。他にはトゲチョウ、セジロノドグロベラ、コガシラベラ、アジアコショウダイといったところも。
アカオビハナダイ幼魚
小カロウ根のアカオビ君は元気です、2本目に覗いたら場所が変わっていて前の場所にはイソカサゴが。ちゃんと判って身を守っているんですね。近くにいた謎の魚はクエの幼魚と思います。大きさは約3cmくらい、翌日にはいなくなっていました。
クマドリカエルアンコウ幼魚
う~写り映えしないなあ。この子は翌日またいなくなってしまいました。シロクマにイロケロもいます。
クダゴンベ
コブダイが勝手に入ってきます。青抜きは坂田では珍しいのでワイドぽく。またクダゴンベが見たくなってきた。
【1月10日】
イガグリウミウシ
魚ネタが減ってきてついウミウシに手を出してしまいました。
イソコンペイトウガニ
さやに見せてもらったイソコン。
ベニカエルアンコウ
なんだかわからん。
マダラトラギス
死滅回遊魚で私はお初です。11月からチラチラ見かけていたもののいつも逃げられていました。今回は2カット撮れたから一歩前進。
モンツキベラ幼魚
コイツも前からいるのはわかっていましたがスイーと逃げられてばかり。水温が下がって動きが鈍くなったところを狙う姑息な手段で撮りました。
クロヘリイトヒキベラ幼魚
「ベラの街」でマナティーズのGとうさんがスレートに「クロ~」と書きだしたので『とうとう同好の士が現れたか』と思ったら続きは「クロケロいた?」でした。思わず一人で苦笑い。ところでこのベラ、岩をバックにするとどうも色が出ないのにイソギンチャクを背にするとまるで別の魚のように赤く撮れます、なんでだろう??
ヒブダイ幼魚
更に地味なヒブダイの幼魚(だと思う)。ブダイも色や模様が変わるのかしら?ブダイとかを撮っていると自分で自分を偏った方にどんどん追いやっているような気がしてなりません。
コガネキュウセン幼魚
ようし、路線をきれい系に戻したぞ。
アカオビハナダイ幼魚
「幼魚園」にコガネキュウセンといました。尻尾が齧られてかわいそう。ハナダイって大きくなるのに時間がかかるのかな。
シマキンチャクフグ幼魚
松根にいた方、小カロウ根にはもっと小さいのも。
キリンミノ幼魚
2cmくらいの幼魚、松根の西で。華やかな感じで締められて良かった。
これでお終いです。ありがとうございました。