2011年最後の潜水は八丈島へ。去年と同じく強い寒波に日本列島がすっぽり覆われた中、無事到着できてほっとしました。
着替えて最初に八重根に行ってみましたが無理だろうということで、潜水可能確実な島の南側ウロウ根へ。
島の他のダイビングショップも末吉の港に集合していました。
天気はみぞれまじりの雨が降ったと思ったら晴れ間が広がったりしましたが寒くて閉口。帰りには穏かになるなんてなんだかなあ
潜水はウロウ根へ3回続けた後に八重根に2回、イルカにツバメウオの群れに始まり八丈初記録のコガネヤッコに念願のマガタマエビも見ることができて楽しかったです。



スジテコシオリエビ

初めて見せてもらいました、はさみ脚に白い線が入っているので「スジテ」と名前がついた?ミズカメカイメンにいました。



ベニキヌヅツミ

模様のない黄色のベニキヌヅツミ。



スミレコボレバケボリ

スミレコボレバケボリということにさせていただきました。宿主とマッチングしていないのは何故??



キスジキュウセン

キスジキュウセン♀だと幼魚と色合いが違うんですね。



ツムブリ

ちぃっちゃいもんを撮っていたら八丈ブルーの海をツムブリが通り過ぎて行きました。イルカも通ったのですが撮れず残念。



カゲロウカクレエビ

八丈島では年間を通して見られるそうです。、



ノコギリハギ幼魚

とても小さい子。よく撮れたなあ。Hのかちゃんサンキュー。



アオウミガメ

大きなカメが熟睡中。ちょっと引っ張ってみても(左)、「なあに?」と眠そうにまたグーグー(右)。



ワモンダコ

大きいタコです、八丈ではマダコより多いらしい。



ウチワザメ

なにもない海底に、ウチワザメ。



マダラエイ

差し渡し1.5mほどの個体がバフバフ泳いでいました。なにもないような海底ですが夜になるといっぱい出てくるアサヒガニをウチワザメやマダラエイが食べるらしい。



モヨウフグ

70cmくらい、超悪人顔?のフグ。最初にHのかちゃんに指差されたときはハタかと思った。



ホシススキベラ幼魚

お初のベラです。こうして取り留めなく画像を並べているとダイビングって特殊な物見遊山なんですね。



ハナゴンベ

水深18mという浅さのハナゴンベ。Hのかちゃんが見つけたらしい。



クロスジシボリ

おぉ〜!!クロスジシボリ!殻が欲しい。



ギヤマンカクレエビsp

宿主はサンゴなのでギヤマンカクレエビspでは?ということになりました。



コガネヤッコ幼魚

レグルスダイビングの加藤さんが「サンタさんのプレゼント〜」と喜んでいたコガネヤッコです。
申し訳ありませんが教えてもらうまで私はこの魚は全然知りませんでした。帰宅してあちこち図鑑やHPを見ていくと日本では小笠原だけ、それが八丈島で見られたというのですから加藤さんが大喜びする訳です。まったく無知は罪なり。
レグルスのHPにアップした翌日からは島のガイドさん達がこぞって聞きにきたのも肯けます。
加藤さんとマンツーマンで狙って行き、20分待って数回しか姿を見せず遠距離からの1カットだけの警戒心がとても強い子でした。もしかするとゲストで撮れたのは私だけかも、そう考えると嬉しくなっちゃう俗物根性のおのじです。



マガタマエビ

コガネヤッコには申し訳ないですがトリは念願だったマガタマエビ。行く前に「すごく小さいよ〜」と聞かされていましたが本当に小さく肉眼でかろうじてエビだとわかる程度。はさみ脚を前に伸ばし体色もウニの棘に擬態しています。これではさめるのか?というおもちゃのようなはさみ脚を交差したり正面からの姿を見ると可愛いいことこの上なく40数分も費やしていました。コガネヤッコとマガタマエビの狙い撃ちの1本で2011年は終了、皆様ありがとうございました。